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遊戯研究家
三宅邦夫
準備が簡単、ルールも簡単、いつでもどこでも誰とでも楽しめる運動遊び、体育遊び、集団遊び、ふれあい遊び、手遊びは、世代を超えてお互いの絆を深め、健康な心と体を育みます。遊びは、“知恵”の伝承であり“文化”の伝承です。
今までに触れ合った1千万人以上の方々との出会いに感謝しながら、“三宅おじさん”は遊びの伝承と講演で、日本中を旅から旅へ出かけています。昭和22年より子どもの福祉と文化活動、生涯教育および遊び（運動遊び、体育遊び、集団遊び、ふれあい遊び、手遊びなど）の創作と普及に努め、併せて中高年の健康レクリエーションの考案と実践指導や、教育講演・健康講演などで活躍中。モットーは、「生涯現役」。
中部日本生涯活動協会理事長。
・平成20年4月29日 旭日単光章を受章
・平成21年秋の園遊会にて、皇后美智子様より「これからも子どもの遊びの伝承をお願いします」のお言葉を賜りました。
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「あんたがたどこさ ひごさ ひごどこさ くまもとさ くまもとどこさ せんばさ・・・」これは、私の大好きなわらべうたのひとつです。私はこのうたで、多くの方々と出会うことができました。
先生方対象の研修会や、幼稚園、保育園、子育て支援センター、児童館、小学校などでの親子のつどい、中高年の方対象の講座など、参加者は年齢も育った環境もさまざまです。
でも「あんたがたどこさ」は、子どもから大人までが自然にスーと歌えてしまうのには、いつも驚き感激します。
「あんたがたどこさ」の「さ」のところで顔を左右や上下に動かしたりする、まりがなくても誰もが楽しめる遊びを編み出して、かつて韓国での幼稚園の先生方の研修会で紹介したところ、歓声に包まれました。うた遊びが国境を越え、今だに忘れられない国際親善になりました。
簡単なうたであるほど、うたが体を揺さぶり、うたと体がひとつになって、遊びが生き生きとし、たちまち活気に満ちた別世界が広がります。そして子どもはもちろんのこと、大人もいつの間にか子どものような感性がよみがえって、今までとは違う自分を発見します。
研修会や子育て支援などの場に招へいしてくださる先生方や保護者、子どもたちに、“わらべうた・あそびうた”でのユニークな遊びやオリジナルな楽しいふれあい遊びを伝授しながら各地を回っています。
さあ、世代を超えてみんなで思いっきり遊んでみませんか。
・平成24年11月16日 社会活動功労者として、愛知県知事より愛知県表彰を受賞。
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